備忘録_58 / writeing_2
今回から4回に分けてFacebookとWordpressのブログ記事を連携させる為のハウツー記事を投稿します。
第一回目の今日はFacebookの開設の仕方です。
まず初めに、実にややこしいのですがFacebookを操作するにあたり、「個人アカウント」「ビジネスアカウント」「ビジネスマネージャアカウント」「デベロッパーアカウント」と、4つのアカウントを使い分けます。これらアカウントの関係と役割をその都度説明しておりますので、併せてご覧ください。
- 備忘録_58 Facebook Businessアカウントの作り方
「個人アカウント」と「ビジネスアカウント」について - 備忘録_59 wordpress記事をFacebookに自動投稿する/Jetpack
「WordPressアカウント」について - 備忘録_60 何ッ!Facebookでドメイン認証が出来ないだと!?原因を探れ!/cocoon
「ビジネスアカウント」と「ビジネスマネージャアカウント」について - 備忘録_61 FacebookのOGP設定方法/cocoon
「デベロッパーアカウント」について
今回
第二回
第三回
第四回
Facebookについて
アメリカ主要IT企業の四天王(GAFA)の一角を占めるのFacebookについて今さら知らない人はいないと思いますが、2004年にハーバード大学に通う天才プログラマーのマーク・ザッカーバーグが創業したソーシャル・ネットワーキング・サービスです。29.1億人の人がFacebookを利用しています。
なんでも彼女にフラれた腹いせに大学のサーバーにハッキングし、学内の女子学生の写真を掲載した人気投票サイトを作ったのが始まりだそうです。
しかしこの世の中、天才っていわれる人ってのはロクなヤツがいないですね。
敢えて言おうhentaiであると!
2008年5月に日本語版が公開されましたが、当時は同種のサービスを行っていたmixiが絶頂期だったこともあり、ユーザー数があまり伸びませんでした。
丁度、2年前の2006年にライブドア事件があり、ポータルサイト運営が厳しくなりブロガーらの記事をニュースとして紹介し始めた事をきっかけにブログサービスを行うhatena、アメブロ、SaaSなどのIT企業が勃興し業績を伸ばしていた時期に重なります。
また、facebook同様に同年4月に日本市場に参入してきたtwitterと、ものの見事にバッティングする事になりました。
従来、滅私奉公の組織従属型で激しい自己主張をする事が嫌われる、ある意味では陰湿な日本においてアメリカみたいに自分が主役、本名で自己アピールするSNSよりも、2ch、ヤフコメ、食べログ、hatena、ニコニコ動画の様な匿名のミニブログが好まれると言われてました。
2010年にザッカーバーグの伝記である映画「ソーシャル・ネットワーク」が公開され、世界的な一大ブームを巻き起こしました。
丁度この辺りで日本におけるFacebookのユーザー数がmixiのユーザー数を上回り新旧主役交代の逆転劇が起こります。
mixiは元の始まりが招待制ソーシャル・ネットワークサービスで口コミで広がったのですが、広告宣伝大々的なオープン環境とは少し違いますね。
また当時の10代20代はデジタルネイティブ世代であり、Mobage、GREEなど、そもそもパソコンやノートパソコンを使わず、ipnoneやタブレット端末を使うようになっており、モバイル端末にプラットフォームが移行していきます。
2012年、食べログのやらせレビュー疑惑が発生します。匿名投稿サイトである事を悪用したステルスマーケティング専門の会社の存在が騒がれ始めました。
そこに、2014年iphoneアプリとしてInstagramが登場します。若い世代ではデジタルカメラを利用した「インスタ映え」「生配信」に代表されるキラキラした自己アピール・セルフプロデュースを全く抵抗なく受け入れ文化として根付いていきます。
世代交代という世の定めがあり、その結果としてそれまで主流であったパソコン操作が主体であったサービスが廃れ新旧企業の交代劇が起きたのではないかなと思います。
いつの時代も真新しい物の使い方を教えてくれるのは若い世代なのでしょう。
facebookのアカウント開設の仕方
個人ページサイトを作成する
[図_4]
アカウント登録画面です。
姓名、メールアドレス、パスワード、誕生日、性別を入力し、
[アカウント登録] をクリックします。
[図_5]
コード入力画面です。
アカウント登録にて入力したメールアドレスに「FB-」から始まる5桁の認証コードが送られてきますので、そちらを入力します。
[図_6]
Facebook個人用ページです。
個人アカウントのページです。誰でも閲覧できる状態にしてしまうと、個人のプライバシーをさらけ出すことになりかねないので注意して下さい。
そこで今回、作成したいのはビジネスページです。
Businessページサイトを作成する
[図_7]
Facebook個人用ページです。
ビジネス用のサイトを作成します。
① ヘッダーメニューの ⊕ をクリックします。
②「ページ」をクリックします。
[図_8]
ページ情報の入力画面です。
① ページ名を入力します。
ビジネス名、ブランド名、組織名、他、ページの内容が伝わりやすい名前にして下さい。
…と、書いてあります。
[図_9]
カテゴリの選択画面です。
② カテゴリを入力します。
ページが象徴するビジネス、組織、トピックのタイプを示すカテゴリを選択します。3件まで追加できます。
取り敢えず、何かそれに近い物を入力します。私の場合「個人のウェブサイト」と入力してみたところ、以下3つのカテゴリがサジェストされました。
[図_10]
カテゴリの選択画面です。
ウェブサイトや個人ブログといった項目は存在していないようで、この項目の中から選ぶしかないようです。仕方がないので取り敢えず「科学・理系のウェブサイト」でしょうか、一応、備忘録でUNIXの操作の仕方とかそれっぽい趣の事もやっていますし…、虚偽の申告にはならないけど、何か違う。
カテゴリ項目少なくないですか?
元来私はアレルギー持ちで物理・数学といった理系科目を脳が全く受け付けません。一応、専攻はコンピューター菜園スで、一応理系と言えばそれも理系に分類されているらしいのですが、昔それを建築学専攻の友人に言ってみた所、
はぁ?パソコンが理系だって!お前バカかあ( ゚Д゚)?
と言うワケでBASIC語とかCOBOL言語がちょっぴり弄れますってか?それな片言の英語、仏語が喋れますっていうのと一体どう違うんだよ?
ねえ、今どんな気持ち?ネェネェww悔しい?悔しい?ネェネェw
私は何も言い返せませんでした。
そうなんですよねえ・・・、コンピューターって理系学問カーストの中では最下位に置かれ非常に肩身が狭いのです。その事があって以来、私のボキャブラリーの中から「理系」という二文字はDeleteされました。
と、言いますか…今考えると、私が勝手に友達だと思い込んでいただけであって、向こうは私の事を友達とも何とも思っていなかったのかも知れません。
そんな苦い思い出があり、やっぱりポエムがいいなと思い返し「ポエム」と入力してみたところ、「エッセイスト」がサジェストされました。ポエマーは「エッセイスト」なのでしょうか、でもやっぱりなんか違う…。
Facebook Help マニュアル
個人アカウントに紐づけされている為、ビジネスページの作成はこの様に簡単にできてしまいます。最初のビジネスページを作成した際に自動的にビジネスアカウントが作成されます。ビジネスページを作る事はビジネスアカウントを登録する事と同意義になっています。つまり入力にかかる手間を省いているだけです。
また、一つの個人アカウントに対して複数枚のビジネスページの作成が可能です。ビジネスページと言ってたり、ビジネスアカウントと言ってたり非常にわかり難いと思いますが、ビジネスページ=ビジネスアカウントとご理解下さい。
第三回で詳しく説明しますが、Facebookは一つのビジネスページに多くの人間が参加して作り上げていく参加型のサービスになっております。ここでは取り敢えずビジネスページの代表の所有者といった意味づけです。
ユーザーネームの変更の仕方
続いてユーザーネームの変更ですが、作成されたばかりの機械的に割り振られたFacebookアドレスは
https://www.facebook.com/ySG9lDrAUExT93JI6u59wVNy
このように無秩序な英数字の羅列になっております。もちろんこのままでも問題なく利用できますが、こちらに分かり易いユニークネームを付けます。付けなくてはいけない理由がちゃんとあります。これは私が言っているのでなく神が言っているのです。詳しくこちら「備忘録_34 神は言っている」のページをご覧ください。
とにかく、シンプルで識別し易いネームを割り振って下さい。
[図_12]
ビジネスページです。
ユーザーネームの変更は、
① [@ユーザーネームを作成]から行います。
ですが、実はこの時点でユーザーネームを変更しようとしても、
との、エラーメッセージが吐き出され変更できません。今はサーバーメンテナンス中だったりして、しばらく待ってから半日、或いは2,3日、或いは1週間後、再度ユーザーネームの変更を試みて……
……絶対にできません!これは孔明の罠です!ここで嵌る人多いのではないでしょうか。
実はその前にやる事があって、先にFacebook個人アカウントの「@ユーザーネームを作成」してからでないと、Facebookビジネスアカウントの「@ユーザーネームを作成」が出来ません。
[図_13]
個人アカウント画面です。
① ヘッダーメニュー右上のプロフィールアイコンをクリックします。
②「設定とプライバシー」をクリックします。
[図_14]
設定とプライバシーの画面です。
③ 「設定」をクリックします。
[図_15]
一般アカウント設定です。
ここでユーザーネームの設定をすれば良いのですが、ユーザーネームを変更するには、先にアカウント認証を実行する必要があります。
④「連絡先」をクリックします。
⑤ [・別のメールアドレスまたは携帯電話番号を追加]をクリックします。
[図_16]
携帯電話番号の認証画面です。
追加のアカウントの認証には携帯メールまたは携帯電話番号が必要になります。携帯電話番号を持っていない場合は、現時点でユーザーネームの登録は出来ないようです。
⑥ 携帯電話番号を入力します。
[図_17]
認証コードの入力画面です。
⑦ 4桁の認証コードを入力します。
私の携帯はガラケーなので、携帯メールが使えません。お察しください。
[図_18]
ユーザーネーム登録画面です。
⑧「ユーザーネーム」をクリックします。
⑨ ここに個人アカウント用ユーザーネームを入力して下さい。
本名を含めた出来る限り短くシンプルな英数字が良いという話です。
[図_20]
ページのユーザーネームを作成。
② ここにビジネスアカウント用ユーザーネームを入力して下さい。
③ 最後に [ユーザーネームを作成] をクリックします。
個人アカウントとビジネスアカウントの違い
個人と会社(ビジネス)の違い。言わずと知れておよそ分ると思いますが、個人アカウントの登録は本名のみです。またネット上に個人プライバシーが流出してしまうと生活していく上でメリットよりも多大なデメリットが発生してしまう事が多いです。その際、個人とつながりのある人達にまでその余波が及びます。
その点、ビジネスアカウントは「会社名」「サービス名」「商品名」等、世に広く大々的に告知したいその物だけにフォーカスすることが出来ます。
個人アカウント | ビジネスアカウント | |
アカウント名義 | 本名 | ビジネス名、ブランド名、組織名 |
友達申請 | 可能 | 不可 |
公開範囲 | Facebookユーザーのみ | web閲覧者全員 |
広告配信 | なし | あり |
アカウント管理 | 本人のみ | 本人を含めた複数人で管理可能 |
サイト作成数 | 1つ | 複数 |
ビジネスアカウントは本人を含めた複数人で管理する事が可能となっています。その際、そのビジネスアカウントに新規作成、変更を加える管理者は、それぞれに個人アカウントが必要になります。なにかグループウェア的な使い方と似ています。
今回は以上です。
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