Bing Webmasterツールの登録方法/cocoon

eyecatch Cocoon
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備忘録_65 / cocoon_14

去年、独自ドメインを取得したとき真っ先にGoogle検索へのサイト登録は済ませました。そして先日、FacebookPinterstのサイト登録も無事完了しました。残る大物は、Y!Bingです。

実は、Yahoo!japanのサイト登録サービスについてはとっくの昔、2010年11月10日で終了しています。
今となっては優に10年以上も前、遥か太古の時代の神話ですね…。
現在のYahoo検索のページランキングや検索結果は、Googleエンジンと連動しているようです。
という事で、今回はBing Webmasterツールの登録方法です

しかし!しかしですよ!そのむかしYahoo!検索へのサイト登録を持つ事はwebサイト運営者にとってそれはそれは大きなビッグステータスの意味を持つものじゃった。あの頃はワシもまだ若かっての。ミシシッピー州に住む…

※ お爺ちゃんが長い長い思い出話を語り始めた為、一部記事を割愛しました。(Offtoon blog編集部)

Bingサイト登録の必要性を考える

最近のトレンドを今一度簡単に確認してみます。こちらは総務省が発行する情報通信白書 令和4年度版のデータです。

(%) パソコン スマートフォン
Google 75.7 75.2
Yahoo! 14.2 24.2
Bing 9.6 0.3
その他 0.5 0.3

こちらがオリジナルデータへのリンクです。

11. 日本における検索エンジンのシェア(利用端末別)
パソコン(21年9月時点)/ スマホ(22年3月時点)

シェアの割合はこの様になっているようです。

イ インターネットの利用動向
2021年のインターネット利用率(個人)は82.9%となっており(図表3-8-1-2)、端末別のインターネット利用率(個人)は、「スマートフォン」(68.5%)が「パソコン」(48.1%)を20.4ポイント上回っている。
via:令和4年版 情報通信白書|第8節 デジタル活用の動向 – 総務省

因みにインターネットをスマホで見る人が70%近い、10人中7人はスマホをバリバリ使いこなせているという事になります。スマホとパソコンを足して100%にならないのは恐らく両方使っている人も含まれているのでしょうか。
また、インターネットを利用していない人も20%近くおり、10人中2人は情報社会から取り残されてしまった、所謂デジタルデバイド(情報格差)と称されています。恐らく「お年寄りが多い」とは推測できますが割と深刻ですね。

そう言えばこの前
親戚の叔父の前でガラケーを弄っていたら、無言のままワシっと手を掴まれそのままdocomoショップに連れていかれて「買ってやる好きな物を選べ」と超深刻なマジ顔で言われました…。やっぱりヤバイかな(;’∀’)

そもそも、このデータは私が調査したものでも無いわけですが、恰もいい仕事をしているように見せるため、わざわざ見栄え良く円グラフにしてみました。

オレンジ色の部分がBing検索を使っている人の割合ですが、ネット利用者の10人に1人はBingを使っています。

これなら、Bingにサイト登録する意味はありそうです。

今回の記事は「Bing Webmasterツールの登録方法」ですからこの後、登録をするわけですが、興味深いデータです、もう少し考察してみましょう。

Yahoo!もBingを運営する ゲイツじゃくて マイクロソフトもWeb検索機能サービスを提供してはいますが、GoogleからWebページに関するデーターを貰っています。自前のクローラーをワールドワイドウェブに放ちデーターを収集する事まではしてはいません。
つまり、Yahoo!検索もBing検索も中身は同じGoogleエンジンだったりして差別化がなされていませんよね?

では何故、少ない割合とは言えYahoo!もBingもそれぞれに業界シェアを持てているのでしょうか?

Bingサイトの方がユーザーインターフェース(UI)が優れていて使いやすい。――― 当然それもあるかもしれません。しかしそれだとスマホではBingサイトが無きに等しいシェア割合である事の説明がつきません。もし使い勝手が良いのならスマホでも10%のシェアがあって良いと思います。

これは私の想像ですが、家電量販店でパソコンを買ってきてスイッチを入れたらwindows標準ブラウザのMicrosoft Edgeが自動的に立ち上がり、そのデフォルトのホームサイトになっているBingが開いたのでそのままずっと使っている人がいるという事ではないでしょうか。
同様にスマホのYahoo!サイトのシェアも、ソフトバンクのお店でY!mobile携帯電話を買って来たら、Yahoo!検索がデフォルトの設定になっていてそのまま使っているという事ではないでしょうか。あくまでも想像です。

Bingサイト登録の仕方

webサイト所有権の認証

bing site
[図_1]

[図_1]
Bing Webmaster tools site

サイトのトップ画面はこちらです。

 [サインイン] をクリックします。

ログイン方法
[図_2]

[図_2]
サインイン方法選択画面

サインインをするIDは、MicrosoftID、GoogleID、FacebookIDとお好きなものを選べます。非常に親切設計です。

お好きなアカウントを使いサインインして下さい。

サイト登録方法
[図_3]

[図_3]
ようこそ画面

サイト登録の方法は2通り選べます。

後になって気が付いたのですが、Google Search Consoleからサイト情報のインポートが可能で、恐らく2,3クリックで登録が終わります。

左側のインポートを選んで下さい!

申し訳ありません。私は面倒な方をやってしまいました。仕方がないのでこのままbing登録方法の説明を続けます。

bing登録したい「自分のサイト」のアドレスを入力して [追加] をクリックします。

Cocoon_マニュアルより、

こちらは、Cocoonの開発者わいひら先生が書かれたマニュアルでGoogle Search Consoleの登録方法ですが、基本的に手順は全く同じです。
私はこのマニュアルを参考にしています。

サイト認証方法
[図_4]

[図_4]
サイトを追加して確認画面

所有権の確認方法です。
「XMLファイル」「HTMLメタタグ」「CNAMEレコードをDNSに追加」の
3通りが選べますが、一番簡単な「HTMLメタタグ」でやります。

[HTMLメタタグ]をクリックします。

HTMLタグ
[図_5]

[図_5]
HTMLメタ タグ画面

<meta>タグをコピーして自分のサイトのホームページに貼り付けます。このタグは最初の<body>セクションの前にある、<head>セクション内に貼り付ける必要があります。

<meta name=“msvalodate.01 から始まる文字列が表示されます。

もし、そのwebサイトがお前の所有物というのなら、この文字列をサイトトップに表示させてみろや!もしそれが可能ならそのサイトは紛れもなくお前のサイトであると認めてやろう。意訳するとこんな意味になります。

以後の手順は注意して下さい。Bingサイトと自分のサイトの設定を同時に行います。ブラウザは別窓で開いて下さい。

Bing Webmasterサイト▶ 
Cocoon設定▶ 
Bing Webmasterサイト 

[コピー] をクリックして<meta name=“msvalodate.01 から始まる文字列をコピペします。

このページは、そのまま開いたままにしておいてください。

cocoon設定
[図_6]

[図_6]
Cocoon設定アクセス認証タブ

別窓でCocoon設定を開きます。
ダッシュボードメニュー[Cocoon設定]をクリックします。
アクセス・認証タブをクリック。
ヘッド用コードのボックスに<metaから始まる先ほどの文字列をペーストします。
最後に [変更をまとめて保存] です

HTMLタグ2
[図_7]

[図_7]
HTMLメタ タグ画面

再び、HTMLメタタグ画面です。

  [確認] をクリックします。

画面右上にはプロフィール情報の入力を済ませるようにと督促メッセージが表示されています。

サイト登録成功
[図_8]

[図_8]
おめでとうございます!画面

おめでとうございます!
サイトの追加に成功しました

この様な画面が表示され、無事サイトの所有権が認められました。

XMLサイトマップの送信

首尾よく ゲイツから……じゃなくて  …えっと、Microsoft Bingから当blogサイトの正当な所有者として認証はなされましたが、肝心の中身(コンテンツ)をまだ伝えていません。こちらのサイトでどの様な記事取り扱っているのか、ラインナップを送ってやる必要があります。
それには予めXMLサイトマップを作成しラインナップを記述しておく必要があります。

XMLサイトマップの作り方 は此方

XMLサイトマップの作成方法については、こちらの投稿記事で説明しております。宜しかったらこちらもご覧ください。XMLサイトマップが見つからないとBingの検索結果に反映されません。必ず必要です。

簡単に説明しておくと、Google XML Sitemapsはサイトのコンテンツ、主に記事タイトルやURL等をXMLファイルにまとめて自動更新・自動公開してくれるプラグインです。また、定期的にGoogleやBingに内容も送信してくれます。

ホーム画面
[図_9]

[図_9]
Bingホーム画面

Webmaster toolsのコンソール画面はこの様な感じになっています。

ダッシュボードメニューより [サイトマップ]をクリックします。

サイトマップ送信
[図_10]

[図_10]
サイトマップ画面

②  [サイトマップを送信] をクリックします。

何か違和感あるのですよね。このタイミングでは送信はしていません。
それを言うなら受信ではないかしら…

サイトマップを送信
[図_11]

[図_11]
サイトマップ送信画面

サイトマップのURLアドレスを入力します。私のブログはこれです。
offtoon.org/blog/sitemap.xml
因みに開いて中を見る事もできます。

 [送信] をクリックします。

サイトマップの詳細
[図_12]

[図_12]
サイトマップ詳細画面

ステータスが成功になっていれば、完了です。
どうでしょう!( *`ω´)ドヤァ

以上でこのブログサイトのXMLファイルとbingは紐付けられました。
要するにこの(offtoon.org)ドメインから送られるXML情報は決して怪しい物ではありませんよ!

Webmaster toolsの使い方についてはblogの立ち上げが一通り済んでからやる予定です。
今回は以上です。ありがとうございました。

eyecatch image:Master-Bit,deviantart / てしままどか,illustAC / model by ゲイツ