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備忘録_64 / wordpress_26

写真共有サービスPinterestを使ってみようの第二回です。
記事を1ページに盛り込むと長くなりそうなので2部構成に分けてます。前回内容も是非併せてご覧ください。

  • Pinterest Businessアカウントの作り方
    「ピンタレストの紹介」「アカウント開設」「ドメインの認証方法」について
  • wordpress記事をFacebookに自動投稿する/cocoon
    「ピンタレストの特徴」「自動投稿の設定方法」「手動での投稿方法」について

第一回

第二回(今回)

ピンタレストの特徴

画像共有サービスと言えばInstagramを始め、Googleフォト、Dropbox、Flickr、フォト蔵、Picasa、名前を挙げればキリが無いほど数多あります。では「Pinterestの特徴とは何か」を説明しなくてはならないと思います。
だって同じサービスならInstagramでいいじゃない?と言う話になります。

結論を先に言えば、Pinterestはアイデア創出機能に特化しています。

アイデアを捻りだす事は容易ではありません。ここには反論もあるとは思いますが、一般論としてはそうだと思っています。アイデアを捻りだす行為は、ド忘れを思い出す事にちょうど近いと思います。

アレ何だっけ、ド忘れしちゃった。思い出せない。黄色くて長い…
え!キューピーマヨネーゼのこと?
それでもなくてダメ思い出せない。凄く気持ち悪い。上が茶色い…
ええと、キリンさんかしら?哺乳綱キリン科に分類される偶蹄類。
いや、それでもないの。下がシロップで甘くておいしい文明堂の…
カステラ?
そうそれ!!カステラ!それが言いたかったの。

女子会
[図_1]

ド忘れを思い出す行為と、アイデアクリエイション行為は脳回路の同じ場所を使っていると思います。どちらもイライラしますし、頭が痛くなります。
クリエイションが苦手な人は多いと思います。しかしそれはクリエイションが向いていないのではなく、あの頭痛とイライラが嫌い、耐性が無いのだと思っています。何故ならかくいう私もクリエイションは大嫌いですから!!
…と、つい個人的な感想を挟んでしまいましたが、Pinterestのアイデアボードを説明する為には、この頭の痛い話を避けては通れません。もう少しお話にお付き合いください。

ここに3枚のアート作品があります。

woman
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
note
Katrina_SによるPixabayからの画像
life city
Sh1raによるPixabayからの画像

こちらはの絵は、

Pinterest Businessアカウントの作り方 第一回

の記事を書いた時のアイキャッチ画像です。

eyecatch
オフトゥン作(a.k.a インチキなんちゃって画伯)

これらの3枚のアート作品からインスピレーションを得て、写真加工ソフトウェアを使い元画像を切り貼りして、この様にコラージュ画像を作っております。

要するにパクリ…

この技法をコラージュと呼びます。またネット用語ではコラ画像やアイコラ(アイドルコラージュ)などと呼ばれています。
本当を言えば、この記事を書くにあたり「ピンタレストについて」の記事テーマにベストマッチしたアイキャッチ画像が欲しかったのですが、世界中色々な画像配布サイトを探してもなかなかそういったジャストヒットした作品が無いのが実情です。そこで3枚の作品を組合せ即席で自作してしまったというワケです。

世間一般にそれをパクり(コピー)という!

言い訳ではありませんが私も大人ですので大っぴらには言えませんが、人間の生み出すクリエイション(発明・発見)は全て何かしらの元ネタが存在しており、それに付加価値を付与した改良コピー品なのです。

アインシュタイン

本人が自白しているように、高名なアインシュタインの相対性理論ですら元ネタがあるハズなのです。元ネタになる論文があったとしても私たち凡人にはそれを読み解く事は叶いませんが、同時代を生きたトップレベルの科学者は元ネタを知っていたのでしょうね…。自身がそれまでにため込んだ知識と知識のマッチングとコラボレーションを行っているわけです。
この様にアインシュタインの相対性理論は高度にソースが隠せていますが、しかし私の作成したコラ画像はいかにもいかにも誰が見ても一目瞭然のモロパクリってバレてしまいすね(笑)
念のために言うと私のコラ画像は加工自由のフリー素材を利用しております。今回作成した絵を商用利用している分けでも無く、当然作者に怒られたら即引っ込めます。記事のアイキャッチに使うためだけに一発ウケ狙いで作りました。

Pinterestのアイデアボードは創造を掻き立てインスピレーションを与えてくれる作品をピン止めしておく機能です。
私のアイデアボードを例にとるなら上記3枚のアート作品が予めピン止めしてあったと言う分けです。

そういうわけで、Pinterestはどちらかと言えばクリエイター向きのアプリです。

ピンの作成方法

今回、Pinterestを使って行いたい事はブログ記事に使われたアイキャッチ画像のリポスト(再投稿)です。写真・画像共有サービスに特化したPinterestではブログ本文こそ投稿出来ませんが、アイキャッチの画像を投稿できます。
勿論、アイキャッチ画像以外のブログパーツや動画も投稿できますが、自動での投稿が行えるのはアイキャッチに使われた画像だけです。
せこいですが、アイキャッチ画像の参照元にブログサイトURLへの誘導リンクを貼る事により、被リンクが一本稼げます。

アイキャッチ画像の自動投稿

設定
[図_7]

[図_7]
早速はじめてみましょう画面

[v]をクリックするとプルダウンメニューが開きます。

[設定]をクリックします。

ピンの一括作成
[図_8]

[図_8]
ピンの一括作成画面

左メニューバーより[ピンの一括作成]をクリックします。

[RSSフィードをリンクする]をクリックします。
投稿数が膨大なときは.csvファイルをアップロードした方が早いですが、エディッタの扱いに慣れが必要です。

ピンの一括作成2
[図_9]

[図_9]
ピンの一括作成画面

この様な入力ボックスが開きます。
PinterestのクローラーはRSSフィードを頼りに情報を拾いに行きます。
そこで、ご自身の運営するwebサイトのRSSフィードurlを指定してやる必要があります。

ブラウザ画面
[図_10]

[図_10]
Offtoon blogサイトのトップページ

wordpressのデフォルト設定では
http://ドメイン名/feed/
となっているはずですが、確かめましょう。
プロフィールのSNSアイコンRSSにマウスを乗せると、画面左下にアドレスが表示されます。当ブログサイトでは
www.offtoon.org/blog/feed/
となっております。

ピンの一括作成3
[図_11]

[図_11]
ピンの一括作成画面

RSSフィードのURLを入力します。

非常に小さく見にくくて申しありませんが、保存するボタンの左側の[v]をクリックするとプルダウンメニューが開きます。
保存先のボードを指定してやる必要がありますが、初回なのでまだ一つも作成されておりません。

新規ボードを作成する
[図_12]

[図_12]
ピンの一括作成画面

[新規ボードを作成する]をクリックします。

ボードとはフォルダの様なものだと理解しておいて下さい。

新規ボードを作成する2
[図_13]

[図_13]
新規ボードを作成する画面

ボード名を入力します。

続いて [作成する] をクリックします。

ピンの一括作成4
[図_14]

[図_14]
ピンの一括作成画面

再びこちらの画面に戻ってきます。
⑤  [作成する] のボタンをクリックします。

以上で設定完了です。webサイト(ブログサイト)が更新される度、アイキャッチのピンが自動作成されます。

手動で投稿する

自動投稿は一つ欠点もあります。基本参照元のブログ記事をそのまま一部分転載する形となり「タイトル名」や「説明文」など後から修正が出来ません。便利な反面やはり使いづらい部分もあります。そこで手動での投稿方法です。

pinterestホーム
[図_15]

[図_15]
Pinterestホーム画面1

ヘッダーメニュー項目の
[作成する] をクリックします。
プルダウンメニューより
[ピンを作成する]をクリックします。

pinを作成
[図_16]

[図_16]
ピン作成画面1

アップロードしたい画像をドラッグ&ドロップで指定します。(必須)
タイトル名(必須)
作品の説明・紹介文(任意)
リンク先のURL(任意)

投稿画像タイトル名だけ必須項目です。⑤⑥については後から加筆修正が可能です。

pinを作成2
[図_17]

[図_17]
ピン作成画面2

全て入力したら画面右上の
⑦  [公開する] をクリックします。

[カルーセルを作成する+]をクリックするとスライドショー形式で表示する事が可能です。投稿の推奨画素数は1000px×1500px(1:2)の縦長長方形です。基本設計デザインがスマホでの利用になっております。

pinterestホーム2
[図_18]

[図_18]
Pinterestホーム画面2

投稿出来ているかを確かめましょう。
ヘッダーメニューの [😀プロフィールアイコン] をクリックします。

 [閑話休題]  アイデアについて

文章然り、デッサン然り、作曲然り、オリジナルで独創した出来立てホヤホヤのイメージは最初漠然として定まりません。例えば文章なら同じ話がグルグル循環し、話の順序が前後矛盾してちぐはぐ、我ながら「な…、何を言ってるのかわからねーと思うが、おれ自身自分で何を言っているのかわかりません」状態です。デッサンなら確定した線が描けませんし、作曲ならメロディーになっていません。漠然とした不安定の中で微かなレイヤーを重ねる様に、細いラインを何度も何度も書き足してイメージを明確にしていき遂には作品のアウトプットに至ります。
幼児も大人も、文豪作家も小学生の作文も、低学歴も高学歴もアウトプットに至るまで同じプロセスを辿っています。個人差・出来る事の程度の差こそあれ非常に脳に負荷が掛かってます。

落とし穴もあって、思考回路をあまり循環させると反芻思考に陥ります。どういうわけか人間は同じ思考をいつまでもリピートしていたいという欲動を持っています。「やべー」ラインスレスレにまで迫ると、ゴッホとかムンクとか、数学ならポアンカレ予想のペレルマン博士、文学だったら太宰治の様に「超やべー」作品が出来上がるのだと思うのですが、一歩間違えると妖精の住む世界に行ったまま帰って来れなくなります。丁度、『NARUTO -ナルト-』のうちはイタチの使う禁術「イザナミ」に似ていて、催眠術にかかった様にループを繰り返しながら深く永遠に落ちて行きます。

――― と、苦しいからクリエイティブはあまり好きではないです。(…というか頭を使う事に向いていない)
アプリも一長一短あり、あまりクリエイティブに向かない人はInstagramを利用した方が全然面白いのかなとか思ったり。

business site

どうでしょう、こんな感じです!いかがでしょうか!
あのこちら、冷やかしでも構いませんので是非是非のぞいてやって下さい。

興味深いのは時間経過につれて  スヌーピー   映画ポスター  などAIによるタグ付けが増えていく事です。画像解析を行いタグを付けている事は明白ですが、どうやらそれだけではなくblogサイトの記事内容の文字解析も行っているのではないでしょうか?画像から読み取れない情報も付与されていますし、きちんとサイト認証も行っていますから記事と画像は完全に紐付けされております。何しろコラ画像ですからAIも解析に大変苦労するでしょう。タグを眺めているだけでも笑えます(笑)

今回は以上です。ありがとうございました。

Eyecatch Image:Gerd Altmann,Peter H,PetraによるPixabayからの画像