何ッ!Facebookでドメイン認証が出来ないだと!?原因を探れ!/cocoon

business_eyecatch Cocoon
この記事は約13分で読めます。

備忘録_60 / cocoon_12

今回から4回に分けてFacebookとWordpressのブログ記事を連携させる為のハウツー記事を投稿します。
第1回目の今日はFacebookの開設の仕方です。
まず初めに、実にややこしいのですがFacebookを操作するにあたり、「個人アカウント」「ビジネスアカウント」「ビジネスマネージャアカウント」「デベロッパーアカウント」と、4つのアカウントを使い分けます。
基本的に第一回から順番に読み進めて行くだろう前提に記事が書かれており若干戸惑うかもしれませんが、先の記事、後の記事でもこれらのアカウントの関係と役割をその都度説明しております、併せてご覧ください。

第一回

第二回

今回

第四回

Meta for Business と ビジネスマネージャの違い

各種アプリケーションウェアの相関図

相関図

Meta Business Suiteを利用すると、FacebookとInstagramのビジネスの管理を1か所で行うことができます。ここには、ビジネスのオンラインプレゼンスの管理や顧客へのリーチの拡大に役立つさまざまなツールが用意されています。ビジネスマネージャをご利用いただいている場合、Meta Business Suiteでは以下のような変更点があります。
via:Facebook Business Suiteとビジネスマネージャの違いについて

ビジネスマネージャは、ビジネスアカウント(Facebook Business Suite)の機能をさらに強化したものです。ビジネスマネージャを使う事により、より利便性の高いツール群の使用が可能になります。上記におよその相関図を描いたのですが、イメージ的に言うなればとても偉い人が使用するアカウントです。私の様な一人親方の場合はアカウントの管理が面倒なだけであまり意味をもちませんが、ビジネスマネージャはビジネスページにアクセスできる権限を割り当てる機能を持ちます。Facebookはソーシャルツールですので基本的に一つのプロジェクトに多くの人が関わる設計になっています。
要するにビジネスマネージャは企業において経営の決定権を持つような人が使うアカウントです。

ビジネスマネージャは、Facebookでのすべてのマーケティング活動や広告活動を一元管理できる場所です。あらゆる規模のビジネス向けに構築されており、広告を作成したり、FacebookページやInstagramプロフィールなどの複数のアセットを管理したり、チームや外部パートナーとこれらのアセットへのアクセスを簡単に共有したりできます。
via:Facebookビジネスマネージャスタートガイド

2021年11月に社名をメタ・プラットフォームズに変更したことにより、それ以前は「Facebook Business Suite」という名称のアプリケーションから「Meta Business Suite」という名称に変わっております。また同じタイミングで、Instagramはメタ・プラットフォームズ傘下に入りました。オフトゥンブログにおいてもMetaと言ってたりFacebookと言ってたりしてますが同じ物を指します。まだ、周知徹底がなされておらずMetaでは通じないためFacebookと言ってしまってます。
また、ビジネスマネージャアカウントを利用すると、Instagramのアカウントも同様に管理する事が可能になります。

ビジネスマネージャを使う

ビジネスマネージャのアカウント登録

ビジネスマネージャ
[図_2]

[図_2]
ビジネスマネージャトップページ。

Metaビジネスマネージャへの入り口はこちらです。

最初にFacebookの個人アカウントにログインした状態にしておいて下さい。

アカウント登録
[図_3]

[図_3]
ビジネスマネージャでビジネスアカウントを作成の画面です。

ビジネスアカウントの名前を入力します。例)○○ホールディングス、○○グループ統括本部、等
あなたの名前
仕事用メールアドレス
以上を入力し、[送信] をクリック。

windows mail
[図_4]

[図_4]
Windows Live mailです。

登録したメールアカウントに認証メールが届きます。
 [今すぐ認証]  をクリックします。

と、同時に勝手にブラウザが起動し、ビジネスマネージャのダッシュボードページが開きます。

ログイン画面
[図_5]

[図_5]
ダッシュボードの画面です。

アカウントの登録にうんざりするほどの個人情報を入力するのかと思いきや、信じられないほどあっさり簡単に開設できました。
先にFacebookの個人アカウントを所持している為、本人確認さえできれば問題ないようです。

私の場合はFacebookの個人アカウント用のメールアドレスと、ビジネスマネージャ用のメールアドレスで同じものを使用していますが、こちらを使い分けるている場合などの時は、本人確認のチェックがもっと厳密になるようです。
また、私の場合ですと、こちら「備忘録_36 ドメイン名のメール」の回で作成した独自ドメインのメールを使用しています。メールアドレスにも信用度の格付けが存在しており、例えば登録にフリーメール等を使ったりすると、やはり本人確認のチェックがもっと厳密になる傾向があるようです。
全ては悪用防止の為なのですが、ネットの世界も「信用」は非常に重要なファクターです。

行うべき工程を面倒がらず、飛ばしたりせず、一つ一つ丁寧に片付けて行く事が重要なのです! (*`ω´*)ドヤァ

Facebookページとの紐づけ

アカウント・ページ
[図_6]

[図_6]
ダッシュボードの画面です。

ビジネスマネージャで管理を行うページを紐づけする必要があります。
私の場合、名ばかり管理職ですが・・・
左ダッシュボードメニューより[ページ]をクリックします。
 [追加] をクリックします。

ページを追加
[図_7]

[図_7]
アカウント・ページ画面です。

ページの所有権により、二種類の追加方法があります。ここでは「備忘録_58 Facebookビジネスページを作る」の回で作成したページと紐づけます。

「ページの追加」をクリックします。

もう一つ「Facebookページのアクセスをリクエスト」というものがありますが、こちらは、ページの所有権が別人にある場合に使用します。ページの所有者に対しマネージ権を寄越すようにリクエストを要求します。

ページを追加2
[図_8]

[図_8]
Facebookページの追加画面です。

赤枠のボックス部分にFacebookビジネスページのURLを入力します。
すると、その下に該当するページのタイトルがサジェストされます。

 [ページを追加] をクリックします。

追加完了
[図_9]

[図_9]
Offtoon blogを追加の画面です。

この様な画面が表示されます。
チェック Offtoon blogを追加

無事、ページが追加されました。

ドメイン登録の仕方

ここからが本題です。一人親方の私がビジネスマネージャアカウントを登録してまでもやりたかった事とは、実はドメイン登録です。「備忘録_38 Google Search Consoleに登録する方法」の回において、過去にもGoogleでドメイン登録をしておりますが、簡単に言うとFacebook社あらためメタ・プラットフォームズ社の公式認定が欲しいからです。
その絶大なメリットなど、こちら「備忘録_26 ServersMan@VPSの独自ドメインの取得の仕方」のページ書いておきましたので興味ある方は併せてご覧ください。

再ログイン
[図_10]

[図_10]
ビジネスマネージャtop画面です。

先ずは、ログインの方法ですが、これが非常に分かりづらい場所にあります。一応確認の為に書きました。
画面左上の「≡」をクリックします。
ビジネス設定をクリックします。

メタタグ認証法

備忘録_38 Google Search Consoleに登録する方法」の回でも利用しましたが、ドメインの登録はメタタグ認証が簡単です。今回もこの方法を使ってやっていきます。
Facebook用のCocoonマニュアルは存在していないようですが、手順はgoogleの時と同じです。

ドメイン追加
[図_11]

[図_11]
ダッシュボードの画面です。

左ダッシュボードメニューより[ドメイン]をクリックします。
続いて  [追加] をクリックします。

ドメインを追加
[図_12]

[図_12]
ドメイン追加の画面です。

メタ・プラットフォームズ社に公式認定して欲しいドメインを申告します。

ドメイン名を入力します。
  [追加する] をクリックします。

認証できるのはルートドメイン(example.com)のみです。サブドメイン(store.example.com)やサブページ(store.example.com/store)は認証できません。先頭にプレフィックス(http://またはhttps://)を付けないで下さい。

メタタグを追加
[図_13]

[図_13]
認証方法の選択画面です。

デフォルトでメタタグ方式になっているみたいですが、一応赤枠の部分が
[HTMLソースコードにメタタグを追加する] になっていることをご確認下さい。

1. Copy this meta-tag:
<meta name=”facebook-domain-verification” content=”egp2ndvy58c0ob8ye088rhppquf9ks” />
2. Paste the meta-tag into the <head> … <head> section of the website’s home page HTML source, and publish the page.

ノート: メタタグが<head>セクション外、またはJavaScriptでダイナミックに読み込まれたセクション内にあるため、認証できません。
3. ホームページを公開したら、http://offtoon.org/にアクセスしてHTMLソースを表示し、メタタグが含まれていることをご確認ください。
4. クリック ドメインを認証
ノート: Facebookがメタタグコードを確認するまで最大72時間かかる場合があります。ドメインのステータスが未認証のままの場合は、次をクリックしてください ドメインを認証 またはSharing Debugger Toolでスクレイピング結果にメタタグが表示されていることを確認してください。

メタタグの追加の仕方ですが、このように書いてあります。

しかし、英語と日本語が入り混じってますよねェ…。1.2.だけ英語で、3.4.は日本語で書かれています。

1.に書いてある、
content=”egp2ndvy58c0ob8ye088rhppquf9ks” この30文字の数字の羅列が認証コードになります。

この後、

 ビジネスマネージャ ▶

 Cocoon設定 ▶

 ビジネスマネージャ

と、ページを行ったり来たりします。ご注意下さい。
1. まず、<meta から始まる、
<meta name=”facebook-domain-verification” content=”egp2ndvy58c0ob8ye088rhppquf9ks” />
の文字列1行をマウスカーソルで反転させてクリップボードにコピーします。
このページは、そのまま開いたままにしておいてください。

Cocoon設定OGP
[図_14]

[図_14]
Cocoon設定アクセス認証タブです。

2. 別窓でCocoon設定を開きます。
ダッシュボードメニュー[Cocoon設定]をクリックします。
アクセス・認証タブをクリック。
ヘッド用コードのボックスに<metaから始まる先ほどの文字列をペーストします。
最後に [変更をまとめて保存] です

ソースコード
[図_15]

[図_15]
ブログのソースコード画面です。

3. 先ほど貼り付けたメタタグが<head></head>の間にしっかりと挿入されている事をしかとその目に焼け付けます。

指差し称呼👆メタタグよし!

ドメインを認証する
[図_16]

[図_16]
再び、認証方法の選択画面です。

4. 満を持して [ドメインを認証] をクリックします。

認証ファイルが見つかりません
認証ファイルを見つけることができませんでした。
詳しくはこちら。

・・・ン?


【ひとりごと】
メタ社は非常に仕事が遅いことで有名です。メタタグコードを確認するまで最大72時間かかる場合があります。ここはのんびりと待ちましょう。

――3日経過 ――

… … 大変、お見苦しい所をお見せしました。
何かトラブっているようです。

ピーさんの笛
[図_17]作品タイトル:”ピーッ”

HTML認証法

「HTMLファイルによる所有権の確認」について解説します。この方法はメタ・プラットフォームズ社が用意したファイルをダウンロードした後、自分のサイトにアップロードすることで確認を行う方法です。
このファイル名に記載されている文字列は対象のサイト毎に異なります。必ずご自分のビジネスマネージャアカウントを使ってダウンロードして下さい。

HTML認証
[図_18]

[図_18]
認証方法の選択画面です。

[ルートディレクトリにHTMLファイルをアップロードする]を選択します。
HTML verification fileをクリックすると、egp2n…9ks.htmlなるファイルをデスクトップにダウンロード出来ます。

Rlogin
[図_19]

[図_19]
Rloginのファイル転送画面です。

2.このファイルをドメインのルートディレクトリにアップロードします。

Rloginの使い方はこちらを参照下さい

ファイルを配置するディレクトリは、「.htacces」「index.html」があるディレクトリです。
もしかしたら、インストール時のデフォルト設定でファイルの書き込みが禁止されているかもしれません。その場合、ディレクトリのパーミッションを変更するか、またはサーバー内の適当な場所にアップロードした後、

mv egp2ndvy58c0ob8ye088rhppquf9ks.html /var/www/wordpress

この様にMVコマンドを使って、ファイルを移動させて下さい。

ドメインを認証
[図_20]

[図_20]
三度目の正直、認証方法の選択画面です。

4. 渾身の一撃で [ドメインを認証] をクリックします。タメ←↓↘→ppk

認証ファイルが見つかりません
認証ファイルを見つけることができませんでした。
詳しくはこちら。

・・・ ・・・ 。。。
しかし、およそ分りました。

反省会

認証できるのはルートドメイン(example.com)のみです。サブディレクトリ名(example.com/store)は認証できません。当サイト Offtoon blogでは、index.htmlファイルが置いてある場所は、http://www.offtoon.org/blog/index.htmlにあります。つまり、HTML認証ファイルが置いてある場所は、

間違い
正しい

http://www.offtoon.org/blog/egp2ndvy58c0ob8ye088rhppquf9ks.html
http://www.offtoon.org/egp2ndvy58c0ob8ye088rhppquf9ks.html

← これ!

同様にメタタグもしっかり貼れてはいるものの、サブディレクトリ配下にある、blog/index.htmlのメタタグは読み行ってくれないようです。

DTI ServersMan@VPS_マニュアル

DocumentRootの変更方法 

では、そのサブディレクトリ名のblog/を取り払う方法ですが、そのマニュアルはこちらになります。

やるのが面倒だから、この工程をスキップしてしまいました(>_<)

反省会

しかし今更変更するとなると、サイト全体に張り巡らせたリンクをもう一度貼り直さなくてはならず、これは大手術になります。それとこれはインストールフォルダを変えるものではなく、パスを変えるだけの様ですね。これはちょっと作戦を練り直す以外ありませんか…。


非常にお見苦しいシーンをお見せして申し訳ありませんでした。

今回は以上です。

Eyecath image:Peggy und Marco Lachmann-AnkeによるPixabayからの画像