wordpress記事をtwitterに自動投稿する/Jetpack

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備忘録_56 / wordpress_23

WordPressで作られたブログサイトと様々なSNSサービスを連携させていきます。今回はそのTwitter編になります。外部のサイトを利用するためには通常API(Application Programming Interface)と呼ばれる機能を利用して通信が行われます。今回は、

私のブログサイト私のWordPress.comアカウント=私のTwitterアカウント

と、この3つのサイトを連携させます。傍から見た目もショボイ、私の備忘録(仮)改め、Offtoon blogですが、実に色々なところが一枚脱いで私に力を貸してくれています。とてもとてもそうにも見えないのですが … … そうなんです。

SNS自動投稿の設定の仕方

お布団ブログは記事を書く時に通常、製品や機能の紹介・有用性・予備知識・うんちく等の能書きを記事の前半パートに書いておりますが、説明の関係上今回は前後を入れ替え後半パートに書いています。
能書きから読み始めたい方は後半パートからお読みください。

wordpress用プラグインJetpackはそのままインストールするだけでは使えません。サービスを有効化するには別途、wordpress.comのアカウント(無料)が必要になります。
今回の投稿記事では、その手順からを説明しておりません。

また、Twitterアカウントの解説の仕方も説明しておりません。

過去の記事も併せてご参考下さい。

WordPress側の設定

ユーザー・プロフィール
[図_1]

[図_1]
ダッシュボードの画面です。

管理ツールバーより、
[ユーザー] → 続いて、
[プロフィール] をクリックします。

プロフィール・SNS
[図_2]

[図_2]
プロフィール画面です。

画面を下にマウススクロールして記事の中ほどより、TwitterURLの入力ボックスがあります。
こちらに自身のTwitterURLを入力します。アドレスのサブディレクトリはユーザーIDと同じものになります。

最後は忘れずに、
 [保存] をクリックします。

Jetpackプラグインの設定

jetpack・設定
[図_3]

[図_3]
ダッシュボードの画面です。

管理ツールバーより、
[Jetpack] → 続いて、
[設定] をクリックします。

共有設定
[図_4]

[図_4]
Jetpackの設定画面です。

[共有]のタブをクリックします。
[投稿をソーシャルネットワークに自動共有]をONにします。

その次の
[ソーシャルメディアアカウントを接続する]をクリックするとお使いのブラウザの別ウィンドウ、別のタブが開き外部サイトに移動します。

WordPress.com側の設定

wordpress.comログイン
[図_5]

[図_5]
WordPress.comのログイン画面です。
ゲ、ゲム・カモフだと!

WordPress.comアカウントの作り方はこちらをご覧ください。

ツール・連携
[図_6]

[図_6]
WordPress.comのツール画面です。
UIが似ていますが外部サイトにある私のアカウントです。

Twitterの[連携]をクリックします。

連携アプリを認証
[図_7]

[図_7]
Twitterの認証画面です。

[連携アプリを認証] します。

利用許諾を兼ねており、クリックすると同意したことになります。

かまわんッッ!

twitterと連携中
[図_8]

[図_8]
Twitterとの接続画面です。

再三しつこいですが、[接続] をクリックします。

わたしはかまわないッッ!

ツール・連携・after
[図_9]

[図_9]
再びWordPress.comのツール画面です。

私のTwitterアカウントとwordpressの連携が成功したようです。

私がブログ記事を投稿すると、それに連動してWordPress.comのサーバーのボットが私のTwitterアカウントに代理でブログカードをツイートしれくれるようになります。

SNS自動投稿プラグインの有用性

WordPressの投稿記事をSNSへ自動で転載投稿を行えるプラグインはJetpackの他にも幾つかあります。最も人気があるもので「NextScripts: Social Networks Auto-Poster」や「Revive Old Posts」などが挙げられます。ここではその比較をしてみましょう。比較により、Jetpackのメリット、デメリットが見えてきます。

冒頭で少しだけ説明しましたが、外部のサイトを利用するためには通常API(Application Programming Interface)と呼ばれる機能を利用して通信が行われます。但し、APIとは基本的にdeveloper tool(開発者用ツール)です。専門知識を持ったエンジニアが利用することを想定して作られており、その敷居は非常に高く設定されております。

1⃣ TwitterのAPIキー取得までの流れ

  1. 連携用のTwitterアカウントを作成しログインした状態で、
    Twitter developer(https://developer.twitter.com/ )のページに移動します。
  2. 必要事項を入力し、Developer Accountの登録申請をします。
    • 電話番号やプロフィール欄等を余白なく全て記入します。
    • APIを何のために利用するか、英文で長々とレポートを書いて提出します。
  3. 申請が承認されれば、Developer Accountのページに移動できるようになります。
  4. ここで得られたAPI Key、API Secret、Access Key, Access Secretの4つを保存します。
Social Networks Auto-Poster
[図_10]

[図_10]
SNAP(NextScripts: Social Networks Auto-Poster)の設定画面です。

こちらの設定画面に先ほど得られた4つのAPIキーを入力してようやくSNS連携が可能になります。

セキュリティホール対策のために仕様の変更はよく行われるため、その都度設定を見直す事態に迫られます。

便利な反面意外と面倒なのです。

JetpackのメリットとしてAPIキーを必要としません。(今回、ここまで設定してきましたがAPIらしき複雑なキーは出てきてませんよね!)厳密に言うなら、しっかりAPIは使われていますが、その一連の処理はWordPress.comのサーバーの中で代理で行われており、APIの設定等も、Automattic社の社員さんがユーザー全員分を一括で設定してくれております。
本来は設定が面倒で敷居が高いであろう機能を簡単に実装できてしまう事が、Jetpackのメリットです。
パブリサイズプラグインの比較と、それぞれのメリット・デメリットを一覧表にしてまとめてみました。

  Jetpack Social Networks Auto-Poster
メリット
  • APIを必要としない
  • 設定がとても簡単
  • 対応するSNSが多い
  • 専門特化型で細かい設定が可能
デメリット
  • 対応するSNSが少ない
  • プラグインが重たくとても重たい
  • 不具合対応はAutomattic社の気分次第
  • APIを必要とする
  • 設定が複雑でとても難しく玄人志向
  • 仕様変更によるエラーがよく起きる

2⃣ SNSに投稿記事URLを再投稿する理由

SNSに投稿記事URLをブログカードにしてTwitterやその他のSNSに転載する理由(意味)は、外部からの非リンク数を稼ぐためです。外部からのリンクがあると、Googleのクローラーに人気のある(重要度の高い)記事と判断されページランクの上昇が見込めます。もっとも、自分のSNSアカウントを使って自分のブログをネット中に拡散しているものであり、一般にそれを自作自演と呼びますが、皆がやっている常套手段ですから良いのではないでしょうか。
ブログ記事の全ページURLをTwitterに載せて、Facebookにも、Linkedin、Tumblrにも載せれば、4つも非リンクを稼ぐことができます。リンク数を増やすのは非常に有効なSEO対策です。

もう一つ、プラグインによる自動投稿を使う理由(意味)ですが、これはあまり理由はないです。
日に10ページも20ページも記事を投稿するなら時間の節約にもなりますが、精々一週間に1ページを投稿する程度なら手動でTwitterに貼り付けてもたいした労力ではありません。強いて言えば「カッコイイ」からとか、その機能を持ったプラグインがあるから使って(*`ω´*)ドヤッ程度の説明しか付かないです。

TwitterWedget の設定

Jetpackには他にも30種類以上の便利な機能が搭載されており、「追加サイドバーウィジェット」モジュールの機能を有効化すると、Twitterタイムラインウィジェットが利用できるようになります。重い重い言っておきながらページが表示されるまでの時間が更に遅くなる悪手ですが、サイトのデザインや個性が一層際立つと思います。

外観・ウィジェット
[図_11]

[図_11]
ダッシュボードの画面です。

管理ツールバーより、
[外観] → 続いて、
[ウィジェット] をクリックします。

ウィジェット・選択
[図_12]

[図_12]
ウィジェットレイアウト画面です。

Jetpackの追加サードバーウィジェットモジュールを有効化にすると、
自身のブログ上にTwitterのタイムラインを埋め込むウィジェットが使えるようになります。

追加したいウィジェットをDrag & Drop でサイドバーに配置します。

twitterタイムライン
[図_13]

[図_13]
ウィジェットの設定画面です。

ブログ上に埋め込みたいtwitterのユーザー名を入力します。

  [保存] をクリックします。

twitter埋め込み
[図_14]

[図_14]
お布団ブログ画面です。

このようにツイッターのタイムラインがブログ上に埋め込まれます。

但し、外部サイトを参照すると目に見えてサイトの表示が遅くなります。
ユーザーはサイトが開きページが表示されるまでの時間を2秒以上待てないという調査報告があります。
因みに私のサイトは4秒かかってます

これで記事を投稿した際に自動転載ツイートが行われたかどうかをいちいちツイッターを見に行かなくて済みます。

SNS自動投稿の動作を確かめる

投稿画面
[図_15]

[図_15]
投稿画面です。それでは実際に動作するか確かめてみましょう。

ソーシャルネットワークに自動共有モジュールを有効にすると右のツールバーに項目が一つ追加されます。
TwitterがONになっている事を確認し

②  [公開] をクリック!

わたしは一向にかまわんッッ!

何ッ!

このアカウントは一時的に制限されています
[図_16]

[図_16]
… … ッッ!
どういうことだ!??

このアカウントは一時的に制限されています。だと!?

マジかよ … …
この人 本気じゃん

アカウント凍結
[図_17]

[図_17]
アカウント凍結画面です。

このリクエストはコンピューターによる自動的なものと判断されました。スパムやその他の迷惑行為から保護するために、現在この操作は実行できません。しばらくしてからやりなおしてください。

そ……ッッ そうきたかァ~ッッッ
許してくれェェオレの負けだッ~~

ロボットに記事を投稿させたのは事実なのですが、何故かアカウントが凍結されてしまいました。
現在のところ原因は不明です。投稿記事の内容がアグレッシブ過ぎてTwitter社の逆鱗に触れたのでしょうか?
ペナルティが解除されるのを待つしかない状態ですので、続きは後日やります。

本日は以上です。役に立たなくてすいませんでした。しかし、一発で垢バンってのは…オレ氏さすが…

Eyecatch image:Military_Material,pixabay/Sanたまカフェ,illustAC