Gravatarの導入方法/WordPress.com

アバター WordPress
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備忘録_51 / wordpress_20

前回の備忘録_50で右のサイドバーにプロフィール画像が表示される様になりましたが、wordpress公式ではGravatarの利用を推奨しております。
そこで、今回はこのGravatarを導入していきたいと思います。

Gravatarについて

アバターとは?

Gravatarとは、「グローバリー・レコグナイズド・アバター(Globally Recognized Avatar)」の略で、WordPress.com が提供している無料サービスです。略というより造語でしょうね^^;
直訳すると「世界的に認識された化身」という意味になります。

スポーツ選手や公人、顔が売りの芸能人や俳優の多くはプロフィール画像欄に自分の写真を使っておられる方が多いですね。翻って一般人の多くは顔出しを嫌がる傾向にあります。そこで自身のイメージキャラクターとして仮に使うプロフィール画像をアバター(化身)と呼びます。
私も実物のプロフィール写真ではなく、アバターを使っておりますが、今回はwordpressのプロフィール欄の設定方法の回ですからそれらは同じものと見なしてください。
以後、プロフィール画像で統一します。

Gravatarは、サイトを越えて利用できるプロフィール画像を作成できるサービスで、現在配布されているwordpressのプログラムには標準でGravatar APIが組み込まれており、Gravatarにプロフィール画像を登録するだけですぐに使える様になります。

プロフィール画像の相関図
[図_1]


[図_1]
この様に他のブログサイトにコメントを残すとき、メールアドレスをキーにしてGravatarで登録したプロフィール画像をクラウドサーバーに参照しに行きます。

あたかもサイトを超えてプロフィール画像を利用している様に見えます。

Gravatarのサービスは、wordpress.comとの一連の連携したサービスです。
そこで、Gravatarにプロフィール画像を登録する前に、先にWordPress.comにアカウントを開設する必要があります。流れとしては、最初にWordPress.comに無料登録する。次にGravatarに画像を登録する。…の順番です。

ちょっと、待って下さい。今バリバリwordpress使っていますよね?
もしかして、今まで登録しないで使っていたのですか?

いえ、そうではありません。
wordpress.comのアカウントと、自前のwordpressのアカウントは全くの別物です。

ややこしいのですが、WordPress.comと、WordPress.orgの2つがあります。
今バリバリ使ってブログサイトを作っているwordpressは.orgの方です。
では、.org.comその違いから見て行きましょう。

WordPress.comとWordPress.orgの違い

wordpress.com公式

こちらの公式ページを見ながら進めて行きます。
全世界で毎月4億900万人以上の人々が約200億ページから成るWordPressのサイトを閲覧しているようです。

WordPress.orgは非営利団体WordPress Foundationの管理するオープンソースのソフトウェアです。
WordPress.comAutomattic社の(WordPress.orgのオープンソースソフトを利用し展開される)営利事業です。

それぞれが独立したもので、それを一般に丸パクリと呼びたくなりますが、そのどちらもマット・マレンウェッグ(Matt Mullenweg)氏が創設に関わっております。セーフ!そういった関係で境界が曖昧になっています。
というのも、WordPressは現在進行形でオープンソースにより開発が続けられていますが、Automattic社はその開発に多くのエンジニアを送り込んでいます。会社のお仕事なのでエンジニアさん達には当然お給料をお支払いしなくてはならないワケですが、その分は営利事業を行いマネタイズする必要があり全部がタダと言うワケにもいかないです。

wikipediaによるとAutomattic社はシリコンバレーに本拠を置く従業員が1300人ほどいる大企業のようです。2005年に設立されて以来この15年で急成長したまさにアメリカンドリームの象徴的な存在なのですねェ…。
次の15年後はwordpressにブロックチェーン技術も組み込まれているでしょう。楽しみです。

料金の比較

WordPress.org では、インストール版のWordPressプログラム本体を配布しています。ワードプレスはオープンソースで開発されており、誰でも無料で使えます。他のプロバイダーで仮想専用サーバーを借りるなどしてliunxで書かれたプログラムをサーバーにインストールして使います。
プログラム本体は無料ですが、別途仮想専用サーバーのホスティング料金はかかります。
Offtoon blogのサイト運営費用は、今の時点で月1,063円程です。別途ドメイン認証を導入する予定なのでそれでもコンスタントに毎月2,000円オーバーの出費にはなりそうです。

WordPress.org
wordpress本体:無料
ServersMan@VPS:\513
ServersMan@Disk:\200
UbicName:¥200
Ubicプラン:¥150
SSL認証:\1,000程度見積
WordPress.com
Freeプラン Premiumプラン Businessプラン
ASP利用料:\0 ASP:\900 ASP:\2,900
Buckup機能:無し Buckup機能:無し Buckup機能:有り
pulgin機能:無し pulgin機能:無し pulgin機能:有り
メール機能:有り メール機能:有り メール機能:有り
SSL認証:有り SSL認証:有り SSL認証:有り

WordPress.com とは、レンタル・ブログサービスです。機能は制限されますが無料のプランと付加価値サービスが付いた有料のビジネスプランがあります。この利点は仮想専用サーバーを運用する煩わしさがなく、思いついたその5分後にはもうブログを書き始められているといった取っ付きやすさにあります。これらのwebサービスは一般にSaaS(Software as a Service)やASP(Application Service Provider)などと呼ばれております。
けど、今でも言うのかしら?最近はあまり聞かれないワードになりつつあります。

でもこれ凄くないですか?こんな事やこんな事こんな面倒な事から解放されるんですよ?しかも無料からです!
これ最初から知っていたら、絶対にASPにしていたと思います…。
今でも乗り換えの対象としてとても魅力的に感じています。もうダメポ引っ越ししようかなァー。

Gravatarにプロフィール画像をアップするまでの手順

WordPress.comの登録の仕方

始めてみよう
[図_2]

[図_2]
先にも説明した通り、Gravatarにプロフィール画像を登録する前に、WordPress.comにアカウントを登録する必要があります。

wordpress.com公式サイトより
始めてみよう をクリックします。

ここからスタート 1/3
[図_3]

[図_3]

・メールアドレス
・ユーザー名
・パスワード を入力して、

・アカウントを作成をクリックします

ドメインを選択 2/3
[図_4]

[図_4]
2/3ステップ以降はプランの選択になります。無料・有料プランを利用して実際にサイトを作りたい方はこれ以降も入力が必要ですが、ただアカウントが欲しいだけの人は必要ありません。

参加サイトに戻る をクリックする

プロフィール
[図_5]

[図_5]

・プロフィール等を入力します。
・最後にログアウトをクリックします

アクティベーション
[図_6]

[図_6]
アクティベートの為のメールが届きます。お使いのメーラーアプリより操作を行います。

[ここをクリックして今すぐ認証]
   をクリックします。

これでwordpress.comの入会手続きは済みました。

Gravatarの登録の仕方

Gravatarの登録
[図_7]

[図_7]
続いてGravatarの登録です。

 
・メールアドレス

・ユーザー名
・パスワード を入力。
・アカウントを作成を クリック。

お使いのブラウザにも依りますが、オートコンプリート入力されます

認証画面
[図_8]

[図_8]

やあ!諸君!
wordpress.comアカウントを使ってGravatarにログインするかい?

の様な事を言ってるのだと思います。

Approve(問題ない!)

gravatarsを管理
[図_9]

[図_9]
Gravatarsの管理画面です。

まだ画像を指定してないようです。
・ここをクリックして追加して下さい
を、クリックします。

画像をアップロード
[図_10]

[図_10]
色々なアップロードの仕方かあるようですが、最も簡単だと思われる、画像を「新規アップロード」する方法でやります。

・新規アップロードをクリックします

画像をアップロード2
[図_11]

[図_11]

・転送ファイルを指定します。

ここでは前回の投稿記事、
備忘録_50

で作った画像と同じ物を使い説明します。予め240×240pxの正方形でpng形式の画像を用意しておく方法が最も見栄えが良く表示されます。

画像のトリム
[図_12]

[図_12]
ここでも簡易的ではありますがトリミングが行えます。アイコンのサイズは正方形が相場と決まっております。

レーティングの選択
[図_13]

[図_13]
レーティングを選択します。

良い子の諸君は当然!ですが、
・G を選択して、
[レーティングを設定] をクリックしましょう。

いや、是非是非そうして下さいませ。

諸君!わかるよな!「G」で良い。

じゃないか思う…自信無いけど多分…

一応、日本語訳を貼ってみます。ですが、この日本語の解釈がとても悩ましいのです…。

Rated G This gravatar is suitable for display on all websites with any audience type.
Rated PG This gravatar may contain rude gestures, provocatively dressed individuals, the lesser swear words, or mild violence.
Rated R This gravatar may contain such things as harsh profanity, intense violence, nudity, or hard drug use.
Rated X This gravatar may contain hardcore sexual imagery or extremely disturbing violence.

レイテッドG このグラビアは、あらゆるタイプの視聴者がいる中で全てのウェブサイトでの表示に適します。
レイテッドPG このグラビアは、無礼なジェスチャー、挑発的な服装、少なからぬ汚い言葉を、または軽度の暴力を含む可能性があります。
レイテッドR このグラビアは、ひどい下品な言葉、激しい暴力、ヌード、またはハードドラッグの使用などを含む可能性があります。
レイテッドX このグラビアは、ハードコアな性的イメージや、非常に不穏な暴力を含む可能性があります。

これだけ細い設定項目が存在するからには、それを必要とするそれなりの理由があるのだと思います。
ですから、一応真面目に考えてみます。私のアバター画像は、
星宝転生ジュエルセイバー というカードバトルのキャラクターからピックアップしてきました。バトルと言うからには戦いのあるストーリーだと思います。
このキャラクターも戦うのでしょうか?
その
出で立ちは中世の騎士を思わせる赤いマントを羽織ってます。ならば腰の辺りには何か物騒な物をぶら下げていても全く以て不思議ではありません。しかし、バストアップショットのプロフィール画像では胸から下の画像は切り取られ、一切の武器類の所持は確認できません。
この辺りが分かりませんでした。その様に想起させるものも全て黒(アウト)なのでしょうか…ゴニョニョ、(;’∀’)

疑わしきは罰せずが「正義の在り方」。ついつい勢いで「G」の問題無しにしてしまいました次第です。

gravatarsを管理2
[図_14]

[図_14]
再びGravatarsの管理画面です。

この様に画像が追加されています。

マイプロフィール画面
[図_15]

[図_15]
マイプロフィールの設定です。

① マイプロフィール
② ウェブサイト
③ サイトを追加 の順にクリックする
④ 自身のブログサイトを入力します

最後に [サイトを保存] します。

他にも公開可能な個人情報等も入力してください。

その他の情報

Gravatarを使う本当の理由

前回の備忘録_51でプロフィール画像はブログサイト上に表示できており、何故敢えて態々面倒な登録手続きをしてまでGravatarを使うのか?
たった20KB程度の画像自分サーバーに上げれば良いだけで他に頼らず完結できるのに、態々プロフィール画像をwordpress.comにアップロードしてそこから画像を参照しなくてはならないのか?
余計なサイトを間に挟むと、自分のブログサイトが重くなるじゃないか?

そうなんです。…一見してGravatarを使うメリットはあまり存在しません。

インターネットは集合知の世界です。グーグルの検索も大勢の人がそれを使う事によってより多くの人にとって本当に重要な情報が上位にヒットする仕組みになっています。またその重要性は今この瞬間にももタイムリーに入れ替わっています。そして私もあなたもこの不特定多数の集合知の世界で勝負をしています。生き馬の目を抜くような集合知の世界、その大元締めGAFA(Google・Apple・Facebook・Amazon)と呼ばれる四天王を筆頭に、Bitcoin・Yahoo!・twitter他、IT企業の列強がしのぎを削るシェア争いを繰り広げています。
実際に今回紹介したGravatarのプロフィール画像サービスは使っても使わなくても然したる問題がないのですが、それでも手間暇を惜しまず活用する理由は、wordpress.comの一員という立場を利用して集合知という利権に食い込む為なのです。
内容の濃い記事を書ければ多くの方がサイトを訪れ、それに伴い自ずとページランクは上がって行きますが、wikipediaの情報をマルっとコピペしたような二束三文の情報は残念ながら誰も読みません!!

そこで、人がダメならせめてサイトの様子を覗きに来たグーグルクローラー様に、私のブログサイトはGravatarとも繋がっていますよ!…というアピールをして印象を良くして少しでも評価を上げてもらうのです。
そうなのです、人とロボットはwebページを評価するポイントが微妙に違うのです。
実際にこういったコツコツ丁寧に積み重ねる繋がりは何よりも強いSEO対策になります。

wordpress.comの登録について

Akismet pulgin
jetpack pulgin
[図_17]

wordpress.comのアカウントを登録すると、Gravatarの他にAutomattic社純正のwordpress用プラグインの使用が可能になります。
実はGravatarはついでで、こちらが本命のブツだったりします。

後日導入する予定で、その時に併せて記事も書く予定です。

おまけ

二面安芸

それでも、やっぱり気になったので
もう一度、確かめてみました。
良かった。武器の類を持ってません
彼氏は完全に白(セーフ)でした🧡

私は今、ホッとしております。

この方の名前は二面安芸さんです。
赤い装束はスカーフだったのですね

温和で優しいお目目、渋いお髭、
落ち着いた癒し系の雰囲気、
これもう、私にピッタリですわァ…





セフセフ…セフセフ…

セーフ!




ようけお前に似とるでやァー!

(。´・ω・) …ん?

ライダーベルト

こ…これは、もしかして… …

… …もしかして、もしかすると、

バックル

仮面ライダーベルト!!

PG12
12歳未満の鑑賞には、成人保護者の助言や指導が適当とされる。『仮面ライダー THE NEXT』は、ほとんどの国でR15+相当に指定されたが、日本ではPG12指定となった。小学生が真似をする可能性のある映画がこの区分の対象になる。
via:wiki_レイティング


ジャカジャーン!

こういう事だったのか … …
彼はジュエルライダーだったですェ

という事は、厳密に言えばレーティングはPG12という事になるのでしょうか …。

良い子の諸君はマネしないように!
RAREに程遠い安い芸当だなオイ!

ジュエルライダー

Eyecatch image:user_id7860839/pixabay