ServersMan@VPSブログセットの問題点④/ドメインメール

ServersMan@VPS
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備忘録_35 / ServersMan@VPS_14

ServersMan@VPSの独自ドメイン取得し方

  • 備忘録_26 / ServersMan@VPS_07

前々回、DTIの「UbicName」を利用して「私の備忘録(仮)」に独自ドメインを習得しました。
まだ、サイト名すら決まっていないのに?

HTMLサイトマップの作り方

前回は、HTMLサイトマップを作りました。
次回は、XMLサイトマップを作ろうと企んでいます。
いま、サイトを立ち上げている真っ最中です … … 。

そこで、検索サイト登録用のメールアドレスが必要になります。フリメでも、生々しいメアドでも特に問題がない気はしますが、同じドメイン名のメールアドレス方が何かとアピール力があるような気がします。
SEO的に直接プラスの効果が有るかどうかは全くの未知数です … 。

ドメイン名のメールアドレスを使いたい。

参考にしました、DTI HPのリンクです。

UbicNameは、DTIの独自ドメインが利用できるサービスで、「UbicName」は商品名です。こちらは、独自ドメイン名のURLアドレスだけでなく、独自ドメイン名宛のメールを転送してくれる機能も付いています。

お客様
honyarara@offtoon.org
お客様からの送信内容を

      DTI
      honyarara@offtoon.org
      そっくり  そのまま書き写して、
      honyarara@dream.jp



私に送り直してくれる。
honyarara@dream.jp

サービス名 UbicName(ユービックネーム)
ドメイン名 com, net, org
利用料金 初期費用 無料
月額利用料金 無料
取得費用 1,800円
転送設定 3アドレスまで無料。4アドレス以降、3アドレス毎105円/月

初期費用、月額料金ともに無料となっておりますが、初年度に取得費用の1,800円が発生し、以降毎年更新費用が1,800円かかります。

実質、月額利用料金は150円/月です。

■ UbicNameご利用方法
1) DTIオンライン・コンシェルジュよりお好きなドメインを取得します。

ドメイン取得サービスのプロバイダーは何処でも同様のサービスを提供していると思います。ご参考にして下さい。

[図_2]

2) UbicNameコントロールパネルからメール転送を設定します。取得したドメインでお好みのメールアドレスを作成し、作成したメールアドレス宛のメールを受信するための転送先を登録します。

[図_2]
こちらが、UbicNameコントロールパネルの画面です。

3) 転送先のメールボックスに、作成したドメインのメールアドレス宛のメールが送られます。

3アドレスまで無料。と書いてありますが、一つ目の転送先メールアドレスはプロバイダーメールに固定されており、サイトの運営と使い分けをしたい場合、本当の意味で自由に選べるメールアドレスは2つです。

また、受け皿となる「転送先メールアドレス」は別途用意が必要です。

転送先メールアドレスの説明

[図_3]

[図_3]
UbicNameコントロールパネルのもう一つの画面です。
設定画面は2ページしかありません。

SeversMan@VPSプランでメールを利用するための設定をする
UbicNameに付随するメール転送サービスを利用するための設定をする

デフォルトの初期設定はです。

① UbicNameに付随するメール転送サービスを利用する

既存のDTIユーザーはもちろんのこと、DTIの接続プランをご利用でない方でもDTIの「Ubicプラン」(月額210円。3カ月無料キャンペーン実施中)にご加入いただくだけで、独自ドメインがご利用いただけます。

DTI社のサービス名(商品名)には、「Ubicプラン」と「UbicName」があります。名前が似ていてややこしいですが、それぞれ別のサービスであり、しかしこれらは同時に連携して使える様に設計がなされております。

UbicName」独自ドメイン名取得
Ubicプラン」プロバイダーメールのアドレスの追加

DTI 「Ubicプラン」の商品紹介ページです。

古参からのDTIユーザーが使っている POP3 Legacy Mail とは違う、IMAP4 Cloud Mail が利用できます。
と言っても…、今どきの若者はLINE、SNSしか…

メリットとして、「UbicName」「Ubicプラン」は一連の連携したサービスで信頼性が一番高いです。
デメリットは…、1アカウントごとに200円ですから、「お問い合わせメール」「検索サイト登録用メール」など、サイトの運営に複数のメールが必要な場合はそれに応じて課金金額が増えます。
また、コーポレートサイトともなると、一つのドメインを社員全員で利用しますからそれなりに費用がかさみます。

② SeversMan@VPSプランでメールを利用する

私にとってこれは今まで考えたことも無かったのですが、仮想専用サーバーのServersMan@VPSにメールサーバーを構築してしまう方法です。この投稿記事はWordPressを使いブログを書いていますが、余ったリソースがもったいないですよね。しかし、この方法はかなりハードルが高いです。例えばServersMan@VPS_マニュアルに、

ServersMan@VPS マニュアル DTI

3⃣ サーバー管理ツール(BlueOnyx)にログイン
と書いてありますが、現在のServersManにBlueOnyxは標準装備されていません。(つまり情報が古いです。)

自分だけのブログ運用環境が10分で手に入る!

そもそもリソースが余っているのかという話になりますが、(情報ソースの日付が古くてスイマセン。)
この様に書かれております。

WordPressを利用するのに必要十分なメモリを、最低でも512MB保証し、最大1GBまで月額490円でお使いいただくことができます。
WordPress以外にも、メールサーバーの構築などご利用用途を自由に広げることが可能です。
via:「ブログセットパッケージ」が新登場! DTI

2012年当時の運用動作保証メモリが512MBですが、
2021年現在の運用動作保証メモリは倍の1GBです。

やってみないことには分からないですが、私の感想として小規模的な利用には十分耐えられそうな勘がします。
「Ubicプラン:月額200円」も良いですが、
「Entryプラン:月額467円」を「Standardプラン:月額934円」にスペックアップする選択肢もあります。

プラン比較

  • Entryプラン:月額467円   メモリ1GB / IPアドレス1個 / disk_50GB
  • Standardプラン:月額934円  メモリ2GB / IPアドレス2個 / disk_100GB

プランは単純にサーバー性能でstandard機はEntry機が2台分、料金も2台分です。それとは別個にセットが選べます。

ブログセット CentOS 7(64bit)

Apache
2.4.6
Perl
5.16.3
+ PHP
5.4.16
Maria
5.5.37
WordPress
4.0
 
  • 「Entryプラン」「Standardプラン」「Proプラン」で選択可能
  • メールサーバーが入っていない。

エンジニアセット CentOS 7(64bit)

Apache
2.4.6
Perl
5.16.3
+ PHP
5.4.16
Maria
5.5.37
Tomcat
7
Java
1.7.0
      vsftpd
(FTP)
3.0.2
sendmail
(SMTP)
8.14.7
dovecot
(POP/IMAP)
2.2.10
BIND
(DNS)
9.9.4
  • 「Standardプラン」「Proプラン」で選択可能。「Entryプラン」はダメ。
  • wordpressが入っていない。

リソースが足りないにしてもスペックアップに課金した方が俄然面白そうだと思います。メールのアカウント数は幾らでも増やせますし、悪用厳禁ですが使い捨て用のメアカも作りたい放題です。「Ubicプラン」のメールアドレスを2.3個以上使うなら元が取れます。ブログサイトのパフォーマンスも倍に飛躍しますから一石二鳥です。
また、プランの変更はいつでも可能ですが、セットの変更はクリーンインストールが必要になります。
但し、サーバーの穴を開けるポート数が増えることは、コンピューターウィルスやハッキングの脅威も増えることを意味します。
私の様な素人には難しいかも知れませんが、今どきの大学生でも理系(リケ女)ならこれは避けては通れないハードルではないでしょうか。大学生の内にサーバーを立ち上げて一生使い倒した方が断然面白い… と、個人的な感想です。

ServersMan@VPSで「ブログセットパッケージ」をご利用いただくメリットは以下の通りです。サーバーの知識に自信がない人も、簡単にブログ運営を開始できます


取り敢えず、そういう方法もあるという事にいま気が付きました。

自信がないというよりも、サーバーの知識に無知です。
… ザ・素人です。

③ フリーメールを利用する

Yahoo! JAPANのメールサービス(無料)です。

Ubicプラン」を使わずに「フリーメール」を利用する事も可能ではないでしょうか?
実は、試していないので分からないですが … 。

お客様
honyarara@offtoon.org
お客様からの送信内容を

DTI            Yahoo!
honyarara@offtoon.org
そっくり  そのまま書き写して、Yahoo!に送り直す
honyarara@yahoo.jp    honyarara@yahoo.jp



更に私に送ってくれる。
honyarara@yahoo.jp

メール転送サービスは「UbicName」に付随する機能なので、指定する宛先には特に制限はない気がします。

 メリット 
  • 何と言っても「無料」に尽きます。
デメリット
  • 広告DMも送られてくる。
  • 仕様変更等、気が付くと配信が止まっている。
  • 長期間ログインしないと配信が止まっている。

メンテナンスを兼ねて時おり動作チェックをするならばフリーメールでも全く問題ないと思います。今までメールが何処かに消えると言った経験も全くありません。しかし、作ったきりで以後完全放置プレーの様にはいかないと思います。そういう意味で信頼性において「Ubicプラン」より落ちます。――――― 無料は魅惑的ですよね…。

Final Answer
  1. Ubicプラン
  2. Standardプラン
  3. Yahoo!プラン

優先順位をつけるとしたら、今はブログサイト開設段階ですので立ち上げを優先してプロバイダーメールを使います。将来的には仮想専用サーバーのスペックアップとメールサーバーの稼働を目指します。
不可能ならばフリーメールに鞍替えしようかなと考えています。

今回は以上です。

次回は、「Ubicプラン」の契約とMyDTIメール転送サービスの設定を行います。

EyeCatch image:Peggy und Marco Lachmann-Anke / Pixabay