ServersMan@VPSブログセットの問題点②/解決への道

ServersMan@VPS
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備忘録_06 / ServersMan@VPS_02

 ServersManの仕様

ホワイトボードに文字を書く女性 / photoAC

後々あたふたしない様に、先ずはServersManの仕様をメモしておこう。

  • ServersMan@VPS Entry プラン
  • 月額 :467円(税抜き)

ワンコインから利用できる仮想専用サーバーサービス。
業界最高峰のサポートに定評のあるプロバイダー「DTI」が運営するVPSでかつ低価格VPSのパイオニア。
ストレージにぴったり。

● ブログセット CentOS 7(64bit)

Apache(Web)
2.4.6
Perl
5.16.3
PHP
5.4.16
Maria
(DB)5.5.37
WordPress
4.0
  • CPU / Intel(R) Xeon(R) CPU L5630 @ 2.13GHz / 2core / 426MHz
  • メモリ / 1GB + スワップ / 1GB
  • HDD / 50GB
  • IPアドレス(IPv4) / 182.163.92.26

ざっとググって見たところ、上記のCPUスペックは物理CPUで、実際に私たちが使っているものは、
あくまでもそのCPUをシェアした仮想CPUとのことです。つまりカタログスペックは参考にはならないとの事です。
とにもかくにも業界最安値は魅力的です、ユーザーの方々はそれを納得されて使っているわけですね♪

メモリの方も、別の商品紹介サイトでは最低1GB保障、最大2GBとの書かれ方がされてました。
もともとCPUを最大効率で使用する為のシェアリング技術ですから、
メモリのリソースに空きがある時は、いちいちHDDにスワップさせていないのかもしれません。

また、どの様なHPを作成するのかに依るらしいですが、
素人的な使い方でWordPressは最低メモリで1GBは無いと動作が厳しいという事らしいです。
確かに、こちらの阿部寛のホームページとか爆速ですものね。
案外、「Entryプラン」と書いて、「お試しプラン」と読むのかもしれません。

サポートやフォーラムを読む限り現在分かっていることは、
ServersMan@VPSのCentOS7環境にPHP7.1は通常のやり方では乗せられないということです。

それなら、PHP5.62までのold versionなら大丈夫なのでしょう。やってみないと分かりませんが…たぶん。

しかし、一体どうやって?

 PHP5.4について詳しく学ぶ

[図_2]
[図_1]

[図_1] 赤枠の部分、 [PHPの変更についてさらに詳しく] をクリックします。
[図_2] 外部リンクに飛び、WordPress公式サポートページが開きます。

① サイトのバックアップを作成する
② WordPress 本体、プラグインをUpDateする
③ PHP の互換性をチェックする
④ PHP 互換性の問題を修正する
via:PHPバージョンの更新_WordPress.org

こちらを一つ、一つ、丁寧にクリアしていきましょう。

経験から言わせてもらうと、これら4つの問題を全てクリアにすると、気が付いた時には最新版が自動的にインストールされているものです。昨今のコンピューターはユビキタスに作られていますからね♪

  1. サイトのバックアップを作成する。
    ⇒ サイトをバックアップするプラグインBackWPupがインストールできないわけです。
    後回しにしましょう。
  2. WordPress 本体、プラグインをアップデートする。
    ⇒ 出来る所までやりました。
  3. PHP の互換性をチェックする。
    だから次は③からですね。

PHP の互換性をチェックする: PHP Compatibility Checker プラグインをインストールし、テーマやプラグインの互換性をチェックしてください。このプラグインによるチェックも完璧ではなく、項目やフラグを誤って判定する場合もありますが、ほとんどのケースで正しく動作します。
via:PHPバージョンの更新_WordPress.org

ムム、正常動作しない場合も御座いますが、大概正常動作しますよ!…と仰っているように聞こえます。
ちょっと、無責任じゃないですか!?

 PHP Compatibility Checker プラグインのインストールの仕方

[図_3]

①[プラグイン] → ②[新規追加] と順番にクリックします。
次に画面右上、キーワードのボックスにPHP Compatibility Checkerとkeyboard入力しましょう。

赤枠のところにある[今すぐインストール]をクリックしましょう。
この時間違えてご自身の Windows10 や、MacOS にインストールしない様にしましょう!

プラグインのインストールが終わりましたら、今押したそのボタンが[有効化]するのボタンに変わってます。
そのままもう一度、[有効化]するをクリックします。

[図_4]

[図_4] 赤線の部分

インストールしているプラグインとテーマについて、最新 PHP バージョンとの互換性を今すぐスキャンしましょう!

をクリックします。

compatibility
【kəmpæ̀təbɪ́ləti】
英検1級以上の水準
                      レベル:10

名詞  適合性,両立性,
矛盾しないこと,互換性.
via:weblio英和辞典

 PHP Compatibility Checker プラグインの使い方

[図_5]

[図_5] 赤線赤枠の部分、

要は、この仮想サーバー環境、ServersMan@VPSのCentOS7の中にPHP5.62が入ってくれれば、WordPressの最新版をインストールする事ができて、プラグインが使えるようになります。

…私は決してPHP7.3などと欲張っているわけではないのです。

PHP5.62をお願いします。

①  ☑ PHP5.62            ラジオボックスに をいれます。次に、
②  [サイトをスキャン] を開始します!――――――――――――――――→ では、安室行きます!

何と!

現在適用されている「Twenty Twelve」のテーマスキンが! ― 互換性あり。
PHP5.62環境にバージョンアップした後でも引き続き問題なく、スキンを利用できることが確認できました!

今回は以上ですが、part③に続きます。

EyeCatch image:オフィスで目標に向かって指をさす日本人女性ビジネスウーマン / まぽさん/photoAC